ヨーロッパ旅日記(オーロラ編)

スバルバール諸島

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 2003年11月13日(木)
 

 残り物のコーヒーと朝食

 6時前起床、昨日見つけた4Fの喫煙コーナーで残り物のコーヒー2杯、そして一服。

 7時前、朝食コーナーが開くのを待ちながら、喫煙コーナーで一服。

 7時急いで朝食、7:20チェックアウト。

 

 

 Oslo空港

 7:45の列車で空港へ向かう。 8:15空港着、満員。

 この時間、丁度朝の便に乗る人が多いのだろう。

 2Fの出発ロビーへ行くが何処か良く分からない。暫くウロウロしてから、窓口のお姉さんに

 場所を聞く。

 カウンターはそれ程混んでいなかったが、自動チェックイン機を見ていたら、おじさんが

 手続きをしてくれた。要はチケットを機械に入れ、預ける荷物の個数のボタンを押すと、

 それで終わり。預ける荷物がある時は、荷物に着ける紙が一緒に出て来るので、それを

 貼り付け、専用の預け入れカウンターに持って行けば終わり。自分の場合は全て持ち込み

 の為、そのままセキュリティーチェックへ行くだけ。

 セキュリティーチェックのすぐ右に両替所が有ったので、200EURO(TC)をNOKに両替。

 セキュリティーチェックで、自分のスーツケースだけ2度3度繰り返しチェックされた。

 何が悪かったのだろうか? 結局お咎め無し。その後Gate24へ移動。勿論国内線。

 

 

 Oslo空港 − Tromso空港

 9:20搭乗開始、空港はかなりの霧で視界が悪いが、何事もない様に離着陸している。

 座席は噂どおりFree、搭乗券にも確かにFreeと書いてある。 

 座った場所は10A、座席はかなり空いている。後ろに座ったオバチャン達が、べちゃくちゃ

 とおしゃべり。何故か乗務員も混ざっている。少しうるさい。

 10:00過ぎ、カステラみたいなお菓子とコーヒーが出る。他の者は有料。搭乗の際貰った

 メニュー(値段表)に拠れば、ジュースは10NOKとか。

 下の景色は、徐々に雲が晴れ、フィヨルドが見えてくる。

 しかしこの景色、雪でも良いが同じ様に見えてしまうので、雪の無い季節の方が雄大な

 景色を堪能出来そう。

 

 

 Tromso空港 − Longyearbyen空港(スバルバール諸島)

 11:00、Tromso到着。同じ便なのでそのまま待っていたら、例のオバチャンが、「ここでは、

 一度荷物を持って出るんだよ」と教えてくれた。

 慌てて荷物を持って外へ出る。

 ウロウロして、再度セキュリティーチェックを抜け、搭乗ゲートへ移動。当然降りた所と同じ。

 しかし、ゲート23は「Oslo」となっている、少しどきどき。

 暫く待っていると、係りのお姉さんが来て、ゲート表示を「Lonyearbyen」に変更、一安心。

 ロビーから見る外の景色は、かなり良いかも。空も夕焼けみたいにオレンジ色。

 12時過ぎ搭乗開始、今度は6A。当然同じ機体、さっきより更に空いている。

 12:20離陸、雲は多いが離陸後暫くは雄大な景気を見る事が出来た。

 平地では全く雪は無く、山には雪が有り、そのコントラストが中々良い。

 今朝の天気予報では、Longyearbyenは、−19℃と言っていた。Osloのホテルの受付の

 お姉さんが、スバルバールは本土とは全く違うと言っていた。

 12:40、ランチセットが配られる。サンドウィッチ、コーヒー、オレンジジュース。

 サンドウィッチは黒いパンのコンビーフ。味はまあまあ、コーヒーはぬるかった...。

 13時前、外はどんどん暗くなって来た。窓から見ると、オレンジ色を中心に暗い青空、

 暗い灰色の雲の景色が見える、美しい。

 14:00到着、外は暗く寒い。空港はボーディングブリッジなど無い小さな空港

 荷物は持ち込みなので、そのまま空港ビルを抜け外へ出る。

 外には、タクシー、自家用車、バスが1台止まっている。

 バスの所へ行くと、エンジンは掛かっているが誰もいない。

 空港の出口でタバコを吸っていたお姉さんに聞いたら、あのバスで間違いないと丁寧に

 教えてくれた。

 暫く待っていると運転手が現れバスに乗せてくれる、暖かい。

 その後続々乗客が来る。14:20発車、40NOK。

 

 

 最北のホテルとか

 10分程でホテル到着、どうもこのバス、停留所に止まると言うよりホテルを順番に回って

 行くらしい。

 ホテルの受付で、中身不明の暖かいアルコールの入った飲み物をサービス。甘くて美味しい。

 部屋は海が見え(一日中暗いけど)広く快適、おまけにバスタブ付き!!

 

 

 暗闇の街の散策

 一息して、街の散策へ。道は完全なアイスバーンでとても歩き難い。

 入手した地図を頼りに中心部へ。10分程でスーパー発見、かなり大きい。食料品が主だが

 基本的に何でも有るような感じ、おもちゃ、衣類、登山用品、etc。

 どうもこの島、島全体がTax Free地域の様だ。それにしても妙に値段が安い。

 飲み物、お菓子類を購入しホテルへ戻る。

 

 

 Pubと夕食とオーロラ

 部屋に戻り少しウトウト。

 6時過ぎPubで夕食、殆ど貸切。ちなみにレストランでも食事は出きるが、値段が高い。

 先ずはビール、Pubのオジサンに「食べるものは?」と聞いたらメニューを渡してくれ、

 「Fish&チップスはどうだい」と言うのでそれに決定。

 タラと山盛りのチップス。タラが美味い、とてもFish&チップスとバカに出来ない、値段も。

 食後オジサンと少し話をする。2月が一番寒いとか、その頃は日本人もかなり来るとか。

 部屋に戻りTVを見ながら少しウトウト、外を見ると何か白いものが!

 慌てて外へ出てみるとオーロラが!!

 最初雲かと思ったが、今日は晴天。初日に見えるとは思わなかった。オーロラはすぐに消え

 撮影の時間はなし。

 結局その後は見る事が出来なかった、気温−16℃。

 ゆっくりバスタブにつかり、洗濯後本日終了。

 

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 2003年11月14日(金) 晴れ
 

 朝食と午前中の外出

 7時起床、今日も天気は良さそう。朝食は結構良い、大きな食堂に数人いるだけなので

 かなり寂しい。外は当然真っ暗。

 朝食後、重装備で外へ、気温は−10℃。昨日より高いが風が強いので寒く感じる。

 1時間ほど撮影と散歩、一度暖をとりに部屋に戻り再度撮影の為外へ出る。 

 出たついでにスーパーで昼食を買い、12時ごろ部屋に戻る。ローストビーフのオープン

 サンドウィッチ。20NOK、いくら免税地域とはいえ物価が妙に安く感じる。

 食後部屋で休んでいると掃除のお姉さんが来る、アジア系。チップ5NOKを渡す。

 

 

 午後の外出とヤングママさん達

 午前中の外出はかなり寒かったので、タイツの2枚重ね、靴用ホカロンを装備し、今日

 3回目の外出。でも顔が痛いほど寒い。

 2時にホテル戻り、レストランの隣にあるラウンジでコーヒーを飲む、20NOK。

 このラウンジは、地元のヤングママさん達の溜まり場のようだ。 昨日ホテルに着いた時、

 玄関に有った大量の乳母車、何事かと思ったがどうも日常の風景らしい。

 みんな昼食をとったり、飲み物を飲んだりしている。赤ちゃんもお食事中、ママから...。

 この島の風景、文字通り何とも言い様が無い。自分の文才では表現するのが難しい。

 写真を見てもらうしかない、そんな風景。

 

 

 夕食とオーロラしかないこの時期

 19時過ぎ、Pubでステーキを食べる。昨日同様ボリュームたっぷり、肉もやわらかい。

 昨日からロービーに張り出してあるアクティビティーに参加しようとしているのだが、全て

 最低人員が決まっているので実施されていない。ちなみに全て0人。

 大体2〜4名が最低実施人員の様だ。

 やはりこの時期だ一番中途半端の季節なのかも知れない。オーロラ観測以外、何をするに

 しても一日中暗いのは問題だ。

 2月以降は今より寒くなるが、日が昇る事と雪が沢山有るので、色々とアクティビティーが

 出切るようだ。個人的には氷河の中を歩くツアーに参会してみたい。

 20時過ぎ、時差ぼけなのかアルコールの為なのかとても眠い。少しウトウトして風呂・洗濯。

 外はしょっちゅう見ているのだが、中々オーロラは見えない。結局1時ごろ本日終了。

 

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 2003年11月15日(土) 曇り後晴れ
 

 朝食とツアー実施

 5時に目が覚める、オーロラをチェックしながら一服し再び寝る。

 7時、目覚ましで起床。7:30朝食、レストランに人はいない。

 フロントで今日の状況を聞いたら、バスツアーで1名予約が有るとの事。即参加申し込み。

 2名より実施のコースなので実施確定。

 

 

 とっても寒い午前中の外出

 11時出発なので、2回ほど外へ出る。昨日と同様−10℃、風が強い、顔が痛い。

 今日は曇りがちで、昨日より更に暗く感じる。一日中見える月も、時より雲に隠れてしまう。

 この時期、日は昇らないが日中多少は明るくなるのだが今日はダメ。

 それでなくても人が少ない所なのに、今日は土曜日なので、その為か人を殆ど見かけない。

 スーパーが営業中かはたどり着いていないので不明。厳冬期の吹雪の日など、みんな

 どうやって生活しているのだろうか?

 そう言えば、比較的若い世代が多いように感じる。

 

 

 暗闇の中のバスツアー

 11:00バス出発、結局参加メンバーはノルウェー人1名、ロシア人(?)の夫婦とそのガイド

 らしい人、自分の5名。

 最初街の東方にある小高い山へ行く。途中の道は氷河で削られた真中に有るような感じで

 とても雄大(暗いけど)。車が急に止まり「運転手+ガイド」のお兄さんが何やら説明。

 目を凝らして見ると野生(?)の羊のような動物が2匹。いったいどうやって生きているの

 だろうか?

 15分ほどで山頂へ到着。巨大なパラボラアンテナが2基有る、何なのだろう?

 通信用? 軍事用? 天体観測用?

 ここからの景色、明るければ最高!! 絵に描いたような氷河の跡。今日はかろうじて

 全体が見渡せる程度、残念!!

 次は街の西側へ移動、丁度街を挟んで反対側。海沿いに進んで行く、幹線道路で無い為

 道はとても悪い、メチャクチャ揺れる。

 何も無い所でまた急に停車、再び野生の羊と遭遇。

 道の終点まで来て停車、炭鉱の搬出口の様な場所。どうでも良いが、完全な吹きさらしで

 とっても寒い...、でも根性で撮影。

 10分程停車し、今度は街の近くへ移動。高台からの景色、(昼間だけど)夜景がキレイ。

 そして、街の奥の方へ。

 山の中腹に家のような明かりが有る、お兄さんに聞いたら「炭鉱の入り口」との事。

 何故山の中腹にあるのか?

 話によると12月になると「クリスマスの照明」に変わるので、子供達は「クリスマス・プレース」

 と呼んでいるらしい。正式には「Mine No.2」との事。

 13:00ホテル到着、薄明かりの中のバスツアーと言う貴重な体験は終了。

 あぁー、明るければ絶景の連続だったのに!!

 ラウンジでコーヒーを飲みながら休憩、25NOK?。昨日は20NOKだった気がするのだが。

 考えて見れば暗闇の中、風景を見るバス観光が有るとは思わなかった。おまけにこんな

 時期に、しかも土日も関係なく。

 

 

 午後の外出とスポーツ用品店

 14:30再び外出、みやげ物屋(兼KIOSK)に入り絵葉書と小物を購入。隣のスポーツ用品店

 を覗く、かなり上質のダウンジャケットが2000NOK位で売っている。もっと高いものあるが。

 ちなみにスーパーも営業中。

 曇っていた天気も徐々に晴れて来た。しかし風は相変わらず強く、顔も痛い。

 靴の中も冷たくなって来ているが、上半身はそれ程でもない。神保町のスポーツ店の

 お兄さん有難う。

 下半身もタイツ2枚重ねは効果が有る。そしてまだ、オーバー・パンツも有る!

 とは言え、この状態で外でオーロラを待つ事はかなりつらい。結局部屋の窓から出現を

 待つしかないと思う。

 部屋の窓は北向きだが、オーロラはどの方向に出るのだろうか? 初日に見たときは

 東から天頂だったので、部屋からは確認できない。

 

 

 山盛りチップスの夕食 

 18時過ぎPubで夕食、マックビールにハンバーガー。 山盛りのチップスに特大の

 ハンバーガー、充分満腹になる。

 今日は昨日までとは違うオジサン、お客も結構入っている。殆ど地元の人だと思う。

 食事中、昨日までのオジサンがピザを買いに来た。明日帰ると挨拶をした。

 ほろ酔い気分で部屋へ戻る。時々部屋の電気とTVを消して外を見るが、オーロラは

 確認できずそのうち寝てしまった。1時頃目が覚め、服を脱ぎ再度お休み。

 

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 2003年11月16日(日) 晴れ
 

 何かに呼ばれたような

 5時頃目が覚め外を見ると、何となく出ているような。

 慌てて着替え、機材を持って外へ。ロビーではお兄さんが掃除機を掛けている...。

 このお兄さん、昨日のバスツアーの受付をしてくれた幸運のお兄さん...。

 暫くホテルの玄関で見ているとオーロラ出現。この辺りは照明が多いので、比較的暗い場所

 を探す。

 オーロラは東から天頂に向かって出たり消えたりしている、写真を撮りまくる。

 1時間頑張ってホテルに戻る。お兄さんに撮りたての写真を見せる、少し自慢げ。

 お兄さんにしてみれば、どうと言う事無いかも知れないが。

 

 

 フレンドリーなレストランとチェックアウト

 チェックアウト前にフロント横の売店でタバコと地図を購入。タバコ16NOK、本土の半額。

 お姉さんにこの島の名前を聞いたら「スバルバール諸島のスピッツベルゲン島」との事。

 来るまでは「スバスバール」と言う認識しか無かったのだが、島のあちこちで

 「スピッツベルゲン」と言う名前を見たので改めて聞いてみた、情けない...。

 11時に一応チェックアウト、荷物はフロント前の部屋に置かせてもらう。

 30分ほど外出、人は殆どいない。それ程寒くは感じない、やはり慣れて来たのだろうか?

 ホテルに戻りラウンジでコーヒー、25NOK。やはり25NOKが正解のようだ。

 このラウンジ、何ともフレンドリー。ミルクが欲しいといったら、パックの牛乳をそのまま

 渡してくれた。何とも楽しい、いつもはちゃんとミルクポットに入れて置いてある。

 レストランも空いている、昼食の時間だが結局2組3人しかいない。

 ラウンジではバス待ち3組5人。後で4人程来る。

 ただ、会議室では金曜日からずっと研修のような物をやっている。地元の企業と思うが

 何の会社なのだろうか?

 

 

 この後はトロムソ編に続く

 

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